2014年 03月 01日
旧井上房一郎邸 |
旧井上房一郎邸は、東京・麻布の笄町(こうがいちょう)に、1951年(昭和26)に建てられたレーモンドの自邸兼事務所を写した建物として知られ、いわゆるレーモンド・スタイルがよく表れている建築です。
1952年(昭和27)、高崎の自邸を焼失してしまった井上は、「笄町の自邸」を再現しようと計画し、レーモンドの快諾を受けます。図面の提供を受けた後、井上工業の大工に建物を実測させ、これらを元に同年新たに井上邸の設計・建築をしました。「笄町の自邸」はレーモンドの没後、事務所移転にともない取り壊されますが、居間部分のみがレーモンド設計事務所新社屋のメモリアルホールに移り保存されています。旧井上房一郎邸は失われたレーモンドの自宅の様子を知ることができる貴重な建築といえます。(高崎HPより)
(2月28日撮影)
旧井上房一郎邸
群馬県高崎市八島町110-27
(高崎市美術館併設)
by hotshotampm2
| 2014-03-01 18:16
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